食べる・食べられる関係を単純化した例です。大きさは実物の比率ではありません。実際の食性やつながりは種や成長段階で異なります。
光を使う、小さな生産者
海の表面近くには、光合成をする植物プランクトンがいます。光のエネルギーを使って有機物をつくり、多くの海の食物連鎖の出発点になります。
小さくて目立たない生きものでも、海全体のつながりを考えるうえで大きな役割があります。海の生きものを知るときは、大きさだけに注目しないで見てみましょう。
矢印をたどって、食べる関係を見る
図の矢印は、食べられる側から食べる側へ向けています。植物プランクトン、動物プランクトン、魚へと、食べものを通じてつながる関係を食物連鎖と呼びます。
魚の種類によっては、大きくてもプランクトンを食べます。大きな魚が必ず小さな魚だけを食べる、という順番ではありません。点線は、別のつながりもあることを表しています。
一本の鎖から、網の目へ
実際の海では、一つの生きものが複数の相手を食べたり、複数の相手に食べられたりします。その複雑なつながりを食物網といいます。
生きものの数や暮らす環境が変わると、ほかの生きものにも関わることがあります。何がどれだけ変わるかを知るには、それぞれの生きものや海域を調べる必要があります。
LET’S THINK
ちょっと、考えてみよう。
この図に、人や海鳥を加えるとしたら、どこから矢印を引けそうでしょう。調べた根拠と一緒に考えてみましょう。
考えるヒント・解説を見る
答えは一つではありません。魚などを食べる例を調べ、食べられる側から矢印を引きます。想像したつながりと、資料で確かめたつながりを分けて記録しましょう。
教室やおうちで広げるなら
生きものの名前をカードにして、食べる関係を線でつなぎます。身近な食卓の魚を一つ選び、何を食べるのかを調べる活動にも展開できます。
出典・参考資料
以下の資料を参考に、文章と模式図を独自に構成しています。資料の掲載元による監修・推薦を意味するものではありません。
- JAMSTEC|話題の研究 謎解き解説 ↗植物プランクトンから始まる海の食物連鎖
- JAMSTEC|海洋STEAM教材ライブラリー ↗海の生きものと環境についての発展学習
初版:2026-09-20 / 更新:2026-09-20 / 資料確認:2026-09-20 / 編集方針と更新について